発達障害を抱える子供や、なかなか環境に馴染めないといった子供達を見守る上で重要視されているのは、覚醒レベルと呼ばれる、脳が起きている状態を指す指数と言われているようです。これは、簡単に言うと、テンションや感情のレベルのことであり、子供の状況によって、周りの大人たちはこの「覚醒レベル」を知り、コントロールしていくことが大切と言われているようです。例えば、お話をするときに注意を促すためには、集中力を持続させながらお話をするための環境を整えたり、落ち着いて話を理解できるよう、覚醒レベルをコントロールしていくといったことが必要なのではないでしょうか。反対に、お遊びの時間などでは、思い切り楽しめるように、テンションを上げていくといったコントロールが見られるでしょう。最初はコントロールされていた覚醒レベルですが、次第に子供達は自分でコントロールできるようになっていることに気付くでしょう。この発達の差というのは、個人的にも様々なため、周囲の大人たちはやはり子供ひとりひとりを真剣に見守りながら過ごしていくことが大切でしょう。五感というもの自体がそもそも個人差のあるものと言われているため、Aちゃんに通じたコントロールが必ずしもBくんに通用しないということを知っておくことも大切でしょう。無意識のうちに自分でバランスを取れるようになるためには、覚醒レベルをコントロールするトレーニングとして、大人が細心の注意を払い、誘導していける環境づくりをしていくことが大切なのではないでしょうか。